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      2. 日本童話

        時間:2023-03-23 05:28:49 童話 我要投稿

        日本童話

          日本的童話故事也有其獨特的表達方式,其特點是故事情節曲折、但不離奇;敘述樸素、卻不單調。

          「みのる、行ってくるぞ!

          「おばさんの言うことをちゃんと聞くのよ。いい?じゃあ、行ってきますね。」

          ぼくは下川みのる、小學四年生。

          “小稔,該走了哦。”

          “好好聽嬸嬸的話,記住了嗎?那我們就走了。”

          我是下川稔,小學四年級。

          ぼくのパパとママ、今日はけっこん記念日。すごく仲よし。だからパパとママは親せきのおばさんにぼくをたのんで旅行に行ってしまった。

          「プルルルル!

          電話がなった。ぼくはすぐに電話に出た。

          我爸爸媽媽今天要度過結婚紀念日。他們感情非常好。所以他們倆去旅行,把我托在親戚那里了。

          “嘟嚕嚕嚕嚕——”

          電話鈴聲響了,我立刻接了電話。

          「はい、下川です!

          「おばさんだけど、パパとママ、もう出ちゃった?あら、そうか。ゴホン、ゴホン!

          「あれ?おばさん、だいじょうぶ?」

          「かぜひいちゃったのよ。熱が高くて、おばさん、みのくんのところに行かれなくなっちゃったの!

          「えー……。」

          “您好,我是下川。”

          “我是嬸嬸,爸爸媽媽已經出去了吧?哎呀,這樣啊,咳咳,咳咳。”

          “誒?嬸嬸不要緊嗎?”

          “我感冒啦,發了高燒,就不能去小稔你那邊了,”

          “誒……”

          「なにか食べる物、ある?」

          「うん、冷蔵庫にたくさん入ってるよ!

          「そう、じゃあ、明日とあさって、みのくんひとりでだいじょうぶ?」

          「うん、そのくらい、へっちゃらさ!!」

          「困ったことがあったら電話してきて。夜にはおじさんも帰ってくるから。」

          電話を切ってからぼくは困った。

          (どうしよう。あんなこと言っちゃったけど、冷蔵庫の中、なにか入ってたかなァ。ぼく、ごはんなんか作れないよ。スーパーで買うお金もないし……。)

          “有什么吃的東西嗎?”

          “嗯,冰箱里面放了很多的。”

          “是嗎,那明天和后天你一個人沒問題嗎?”

          “嗯,就這么點事情,小菜一碟!!”“有什么事情不好辦的話就打電話給我。晚上叔叔也會回來。”掛掉電話以后我就犯難了。(怎么辦啊。說出那種話。冰箱里有什么呢。我根本不會做飯啊。也沒有錢去超市買……)

          そんなことを考えながら、日が暮れるまで、ベッドでゴロゴロしていた。

          「たくはい便でーす!

          大きな聲にぼくは、ハッとして目が覚めた。そういえばママが、「たくはい便が來るから、ここからはんこを出してね!工纫訾筏蛑袱丹筏、言っていた。ママが指さしていた引き出しから、はんこを取り出すとドアを開けた。たくはい便屋さんがまだか、というような顔をして立っている。

          「ここにはんこをおしてね!工妊预铯欷郡韦恰ⅳ埭悉丹烦訾丹欷考垽摔悉螭长颏筏坪晌铯蚴埭比·盲。小さなダンボールをふると、カチャカチャと聞こえた。

          我這樣想著,直到黃昏,都在床上呼呼大睡。

          “是您的快遞。”一陣響亮的聲音傳來,我一下驚醒了。這么說來媽媽曾指著抽屜吩咐說:“快遞來了的話就從這里把印章拿出來吧。”我從媽媽指定的抽屜里取了印章,然后打開了門?爝f員站在那里,做著一副“你還不來啊”的表情。

          快遞員告訴我“在這里蓋上章”,我就在他遞給我那張紙上摁下了印章,收了快遞;蝿有⌒〉募埾洌梢月犚娎锩孢青赀青甑穆曧。

          荷物の中身を見てみると、ひとつの古いちゃわんがあった。

          (なーんだ、ちゃわんか)

          と思いながら食卓の上に置いておいた。ふと時計のほうに目をやると、もう七時じゃないか!!

          看了下包裹里面的東西,有一只舊的碗,我想著“什么啊,就一只碗么”,把它放在了餐桌上。突然瞟了一眼時鐘,發現已經七點鐘了!

          「ごはん作らなきゃっ。えーっと……、ママはこうやってごはんをたいてたっけ!

          ママのやっていたことを思い出し、やっとの思いで、ごはんをたいた。

          「あとはおかず!

          料理の本を見にいった。ぼくが料理の本を見ていると、臺所のほうから、ガチャガタガタコト、という音がした。いそいで見にいくと、音は靜まって、おかずが食卓の上に用意してある。

          「あっ!!おかずができてる。いったいだれが作ったんだろう!

          不思議に思いながらも夕ごはんをすませた。そしてすぐねてしまった。

          “必須要做飯了。嗯……媽媽以前是這樣做晚飯的吧?”我回憶著媽媽做飯的樣子,憑著一點零碎的記憶好不容易做好了飯。“接下來就是小菜了。”我跑去看料理的書。剛打開書來看,廚房那里就傳來了喀噠喀噠的聲音。趕忙過去一看,聲音停了下來,做好的菜放在了餐桌上。

          “啊!菜已經做好了。到底是誰做的啊……”

          我在不可思議中吃完了晚飯,很快就睡著了。

          目が覚めると六時三十分だった。

          「ん。ねむい、朝ごはん作らなくっちゃ。」

          ぼくは臺所に歩いていった。すると、またごはんやおかずが用意してあった。

          「本當に、いったいだれが……。そうだ、お晝にたしかめてやる。」

          そのとき、ぼくのおなかがぐっ、と鳴った。

          「ひとまず、朝ごはんを食べよう!

          いすにすわってもりもり食べた。食べ終わると、なにか武器はないかと部屋へ探しにいった。

          醒來發現六點半了。

          “嗯,好困。必須做早飯了。”

          我往廚房走去。結果發現飯菜再次都已經準備好。

          “真是的,到底是誰……對了,中午再去把這件事情搞清楚。”

          這時,肚子又“咕~”地一聲抗議餓了。

          “還是要先吃早飯吧。”

          我就坐在椅子上大口大口地吃飯。吃完了去房間里面找有沒有什么武器之類的。

          十二時くらいになった。カチャゴトガタン、という音がした。ぼくは蟲取りあみとおもちゃのてっぽうを持って、ふすまのすき間から、食卓をのぞいた。その瞬間、どっとひやあせが出た。昨日とどいた古いちゃわんに手足がはえて、晝ごはんを作っているのだ!!あせで手がベタベタになった。ゴトッ、手に持っていたおもちゃのてっぽうが落ちてしまった。

          到了差不多十二點的時候,廚房發出了咔嚓乒乓的聲音。我拿上捉蟲網和玩具槍,從隔扇的縫隙中看餐桌,一瞬間就出了冷汗。昨天送到的舊碗居然長出了手腳,自己在做午飯!!我的手已經汗津津的了。手上拿著的玩具槍也“啪”地一下落在地上。

          「あっ!工趣埭悉丹堡螭。ちゃわんはこっちを向いて目を丸くした。おどろいているようだ。にげようとして走り出したとき、食卓から、『ガシャ』と落ちて、手足がすうっと消えていった。ぼくは落ちたちゃわんに近づいて、手に取ってみた。かけらがとんでひびが入っている。

          『ガチャリ』ドアが開いて、パパとママが入ってきた。もうちゃわんは消えてなくなっていた。ママは息をきらしながら「おばさんが熱を出して來られないって聞いたから、いそいで帰ってきたのよ。」

          「お、みのる、ちゃんとごはん作れたのか、えらいな。」とパパ。

          我“啊"地叫了起來,那碗朝著我睜大了圓眼,像是被嚇到了。想要逃跑的時候,從餐桌上“啪嗒”落了下去,一下就消失得沒蹤影了。我走近落下的飯碗,試著伸手去拿。碎片斷開了裂痕。

          門“吱呀”一聲打開,爸爸和媽媽進來了。飯碗也已經不見了。媽媽喘著氣說,“聽說嬸嬸發燒過來不了了,我們就匆忙趕了回來。”

          爸爸說,“哦,小稔啊。你飯做得真好,了不起啊。”

          「あ、う、うん……。」

          ぼくが作ったわけではなかったから本當のことを話そうと思ったが、本當のことが言えなかった。

          「あら、小包が來てるじゃない」

          とママがダンボールを開けた。

          “啊,嗯,嗯……”,我想說其實這不是我做的,但是沒法開口說真話。

          媽媽打開紙箱說:“啊,不是來了郵包嗎?”

          「おー、親父の形見のちゃわんだ。これはな、親父が子どものころ使ってたちゃわんなんだ。あのころは戦爭で物がなくて、親父の家も、米なんか、ほとんど口にできなかった。いもがゆを水でのばした、しゃぶしゃぶのやつや、すいとんばかりだったそうだ。育ちざかりの親父は、腹をすかして、明日は、ちゃわんいっぱいのごはんが食べられるようにと、毎日ちゃわんに手を合わせていたそうだ?栅筏澶Δ、家が焼かれたときも、親父は、このちゃわんだけを持って防空ごうににげた。おふくろが死んだあと、かたづけをしていたとき、おしいれのおくからこのちゃわんが出てきたんだ。おふくろをなくしてしょげていた、子どもだったオレをよんで、戦爭の話をしてくれた。このちゃわんがあれば食うに困らんぞ、と言って、親父は笑っていた。なつかしいなー!

          “哦,這是我老爸遺物的那個飯碗呀。這個呢,是他小的時候用過的飯碗。那時候在打仗,什么都沒有,家里面的米根本填不飽肚子,所以都用水把白薯粥沖淡,再加上一點能泡飯的小菜,每天就一團疙瘩湯。正在長身體的老爸肚子餓了,為了在第二天能夠吃到一碗飯,每天都用手捧著那個飯碗。被空襲毀掉家的時候,他就只帶了這個碗去防空洞。奶奶去世后,他在整理東西時發現了抽屜中的碗。那時他失去了你奶奶,很無精打采,把還是孩子的我叫過去,給我講戰爭里的事情。老爺子會笑著說,有了這個飯碗的話就不會挨餓了。真是讓人懷念啊~”

          「どうしてそのちゃわん、送ってきたの?」

          とぼくは聞いた。

          「親父の実家が古くなってもう建てかえるそうで、この前、くらだしをすると、ほうじのときに言っていたから、例の親父のちゃわんがあったら捨てずに送ってくれとたのんどいたんだ!

          ママは「まあ、そうなの!工妊预盲皮い。ぼくは『そうか』と思った。

          (おじいちゃん……。)

          おじいちゃんの『ねがい』がかなったんだ。

          我問道,“為什么會送來這個飯碗啊?”

          “老爺子的老家好像很舊所以就翻修了,之前清理倉庫的時候吩咐過,老爺子那個飯碗如果找到了,不要扔掉它,送過來。”

          “嗯,是這樣的”,媽媽說。我仿佛明白了點什么。

          “爺爺……”

          爺爺的愿望,實現了。

          日本童話之奶奶的番茄

          「ガタン、ガタン!工扦筌嚖摔妞椁欷胜椤ⅳ铯郡筏、大きなにもつをまくらにしてねむろうとしている。なんてったって、これから毎日畑ではたらくんだもの。終業式がおわるとすぐに、わたしは三じかんかけていなかのおばあちゃんのうちに行った。おばあちゃんは、わたしのお父さんのお母さん。はじめてのひとり旅でワクワク、ドキドキしている。

          “咔噔,咔噔……”我隨著電車的微微搖晃,想著把行李當成枕頭睡一會覺。要問原因,之后可要在田里一直干活啊。

          等到畢業典禮一結束,我馬上就去需要三個小時行程的奶奶家。奶奶就是我爸爸的媽媽。因為第一次一個人出遠門,十分緊張激動呢。

          おばあちゃんのうちは、ふんわり木のかおりがした。夕食を食べながらおばあちゃんは「ここらには、たくさんわらしがいるべよ。明日でも、あそんでおいで!工、言ってくれた。朝おきると、もう、おばあちゃんは畑で水やりをしていた。空はからりと晴れていて、さわやかな風がふいていた。わたしは、朝食をすますと畑に行った。おばあちゃんと草とりをしていると、なんだかいつもよりも仕事がすすむ。あせまみれになりながらも、一所けんめいに「けむし歩き」をつづけた。あっというまに草はなくなった。手をあらったときの水のつめたさが、とても気持ちよかった。

          在奶奶的家,可以感覺到輕柔的樹木的香氣。一邊吃著午飯,奶奶說:“這里也有很多小孩子呢。明天也過來玩哦。”早上起來后,發現奶奶已經在田里給稻苗澆水了。天空晴朗如洗,風吹得人很涼爽。我吃完早飯后就去了田里。和奶奶一起割草之后,覺得工作效率比往常有所提高哦。雖然滿身是汗,但是還是努力地割著雜草。不一會兒雜草就被我們消滅光了。洗手時感受到的`水的涼爽,讓人非常舒服

          。

          「まきー。ちょっと來て!

          と、おばあちゃんのよぶ聲がしたので行ってみると、きょうとろうとしていたまっかなトマトに、くっきり歯がたがついていた。

          「しょっちゅうなんだよねえ……!

          おばあちゃんはつぶやき、ふしぎそうに首をひねった。

          “真紀,你過來一下。”

          聽到奶奶的呼喚聲,過去一看發現今天準備采摘的番茄上已經很清楚的被人啃了一塊。

          “老是這樣啊.……"

          奶奶嘟囔著,一不小心把脖子給扭了。

          晝食は、とれたてのまっかなトマトも出ていた。皮がやわらかくて、とてもおいしかった。あとかたづけをして、ゴロゴロしていると、子どもがさわいでいる聲がしたような気がして、外に目をやった。

          午飯的時候,也把剛摘下的番茄給呈上來了。外皮軟綿綿的,非常好吃。之后打掃了一下,悠閑地在房間里休息的時候。好像聽到有孩子們在吵鬧的聲音,往外看了一看。

          畑に子どもが五、六人ぐらいいた。とっさにわたしは、「なにしてんの。そこで!工、さけんでしまった。そのしゅんかん、さっと子どもたちはにげていった。わたしは、あっけにとられて、おいかけるのを忘れてしまった。夕食のときに、おばあちゃんに子どもたちのことを話すと、「その子たちかしらねえ……。」と、言った。

          田里有5,6個小孩子。我馬上叫道:“你們在那里干嘛。”一下子孩子們都逃散了。我感到非常驚訝,以至于忘記追趕了。晚飯的時候,我把看見孩子們的事情告訴給奶奶聽,奶奶只說了說:“原來是那群孩子們啊。”

          わたしは、よるおそくになっても、ねむれなかった。だれがトマトをかじったのか、気になってしかたがなかったからだ。とうとう、夏休み最後の日になってしまった。へやでにもつをまとめていると、「ガラガラ」とげんかんのあく音がした。おばあちゃんが來たと思って見にいった。すると、なんとまあ。あの子たちだ。畑にいた子どもたちが、どの子もじいっと下をむいたまま立っていた。わたしはいそいで畑に入り、まっかにうれた大きなトマトをもぎって、その小さな手にのせてやった。わたしを見つめるその目は、とてもきらきらしていた。

          我那天直到很晚也沒睡著。我很想知道到底是誰咬了番茄呢。時光任楠,終于到了暑假最后一天了。在房間里整理行李的時候,聽到了房門有開關的聲音。以為是奶奶回來了就去看了一下。沒想到竟然就是那群在田里的孩子們。他們每個都低著頭默默地站著。我趕忙跑到田里,摘下顏色鮮紅的成熟番茄,放在了那群孩子的手上。那雙注視著我的雙眼,仿佛閃爍著光芒。

          秋のおわりごろ。ゆうびんうけに「コトリ」とおてがみが來た。うらにはタヌキとあった。わたしは、「クスッ!工刃Δ盲、ふうを切った。とたんに「パラパラ」っと小さなつぶが落ちた。トマトのたねだった。紙にみみずみたいな字で「ありがとう」と書いてあった。

          在秋天快要結束的時候。我收到了一封寫著“小鳥”的信。背面寫著”黃鼠狼”。我微微笑了一下,一打開信封,馬上就掉出來很多的小顆粒。那是番茄的種子。紙上用蚯蚓般的字寫著“謝謝”。

          いま、あの夏から一年たった。変わったことは、毎日トマトが食べられるということ。そう。あのトマトのたねが、まっかな実をつけたのだ。太ようにてらされて、キラキラ光っているすがたは、あの子たちの目のかがやきのようだった。

          現在距離那個夏天已經有一年時間了。要說變化,就是我每天都能吃上番茄了。是的。就是那些番茄的種子結出了果實。陽光照耀下果實散發出的光芒仿佛就是那群孩子們的眼晴里的光輝。

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